「笑顔あふれる一年にしたい」
誰もがチャレンジできるリズムへ
リズムインタビュー第7回
昨年から開始した「リズムマガジン」はおかげさまで1周年を迎えました。
2023年の初回は、代表へのインタビューをお送りいたします。
【聞き手&文/ライター 藤田智子】
―2022年を振り返り、どんな一年でしたか
ひとことで言うと「チャレンジした年」でした。組織の仕組みを大きく変えたからです。施設長には現場の運営を任せ、私を含めて役員は新しい事業の開発に力を注ぐという職員体制にしました。自由に判断して進めることには楽しさの反面で責任が伴いますが、やりがいが高まり、職員にとって新たな経験の機会になると思ったのです。
―組織の仕組みを変えてどうなりましたか?
私もできるだけ指示をしないので、職員の“責任感”が自然に湧いてきたと感じています。もちろん、何かあれば相談を受けますが、私自身も「任せる」という経験をしたことで成長できたと思っています。例えば、2022年12月にオープンしたグループホームの「リズムハウス三室Ⅰ」(さいたま市緑区三室)は、職員主導で進めてきたプロジェクトです。施設長を中心に職員が集客から採用までのすべてを取り仕切り、運営することができています。
代表の高橋寛(川口市木曽呂の本社にて)
―2023年はどんな年になりそうですか?
さいたま市と足立区内に5つの施設のオープンを控えています。今年は出店に集中して取り組みたいと思っています。
また、さいたま市内で新たに完成した「トマトハウス」では、5品種40株のトマトの収穫が始まりました。とても美味しい実が育ってきています。トマトのパック詰めや販売の仕事は、生活介護の利用者さんの就労活動に繋がりますのでとても楽しみですね。
例年どおり、忙しい年になりそうですが、職員自らが判断して実行する仕組みが整ってきていますので、自信を持ってチームで協力しながら成果を出していってほしいと思っています。
5品種のトマトを栽培する「トマトハウス」(さいたま市緑区)
—抱負はありますか?
「笑顔」の多い年にしたいですね。福祉の仕事はやはり大変な面が多いのですが、職員には楽しく仕事をしてほしいし、利用者さんたちには楽しくリズムに通ってほしいと思っています。そこに欠かせないのは「笑顔」だと思うのです。リズムの中では、職員と利用者さんの幸せレベルが一緒になることが私の理想です。「リズムに関わって良かった」という会社の使命に立ち返り、皆で冗談を言い合ったり、一緒にわくわくしたり「笑顔」を通じて活力のあるリズムにしていきたいですね。
―少しだけ私生活のことを教えてください
私の今年の運勢は相当に良いらしいです。何が起こるのか、今からとても期待しています(笑)
2022年12月に開所したグループホーム(リズムハウス三室Ⅰ)
—職員へのメッセージはありますか?
施設が続々とオープンすることに伴って今年は大幅に職員数が増えていく見通しです。協力し合いながらも、個人個人が仕事で叶えたいステージを目指してほしいと思っています。そのためには、遠慮をせずに提案やアイデアを出したり、希望を伝えたりしてチャンスを掴んでいってください。
―最後に利用者さんへのメッセージをお願いします
コロナ禍で中止していた一泊旅行に今年こそ行きたいですね。「生活介護」や「就労継続支援B型」の利用者さんとは年1~2回行っていた行事です。会社としては、人に喜ばれて利用者さんのやりがいや生きがいに繋がるような幅の広い就労活動を一つでも多く用意したいと考えています。日々の活動は、リズムの職員が一生懸命に取り組んでいますのでこれからも安心してご利用ください。
▼リズムハウス三室Ⅰ/埼玉県さいたま市緑区三室7181
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