高校在学中から、飲食店を中心にさまざまな職種に従事する。
20歳で介護の現場に立ち、直に「ありがとう」と感謝される仕事に感動を覚える。

10年間の在職中、数々の失敗を重ねながらもわくわくとした日々を過ごし、社長を支える立場で組織をまとめる。（当時の社長の口癖であった「断らない」は、福祉の大切な精神として株式会社リズムでも継承した）

一方で、情熱のある職員が“給料面”で転職するという福祉業界の現実も知る。自身も将来の生活設計が思い描けず、毎月のやりくりに苦労していた。結婚を機に、福祉に携わりながらも安心して働き続けられる仕組みを作りたいと独立への想いを固める。

2011年に会社を設立し、初出勤の日に＜東日本大震災＞が発生する。初めてのお客様は、震災避難者の“入浴介護”であった。以来、目の前の人の「困りごと」や「不安」、「悩み」に耳を傾け、高齢者介護、放課後等デイサービス、生活介護、就労支援事業を展開する。

株式会社リズムの理念は、関わるすべての人が豊かに生活し、社会貢献を推進すること。信頼できる職員に囲まれながら大小さまざまなプロジェクトに取り組み、企業誘致や異業種との交流などこれまでの福祉業界の枠組みを超える挑戦を続けていくつもりである。